今日11月24日は110回目の春雨慰霊祭でした。
ちょうど110年前の明治44年11月24日(1911年)に大時化のため座礁してしまった初の国産の駆逐艦、春雨号の乗組員44名の慰霊祭です。座礁を知った相差町内では、若者たち27名で救助隊が結成され、大時化の中、自らの命も顧みず海に飛び込み8名の命を救いました。弊社の先祖、(野村家としての)三代目野村豊松も参加しており、真っ先に海に飛び込んだ者の1人といわれています。油ドロドロの海水を多量に飲んだためか、若く35歳にして世を去りましたが、子孫としてもとても誇らしく思っております。
そして何より、それから110回も継続して慰霊祭が脈々と続けていることは本当にすごいことだなと感じます。
そして、慰霊碑の建つ菅崎園地までの細い道が拡幅されることとなりました。夕日の素晴らしいスポットでもありますので、綺麗な夕日や、また相差の若人達の勇姿を知っていただけたら嬉しい限りでございます!